スカビオサ(松虫草:マツムシソウ)の花言葉は「不幸な恋」「私は全てを失った」「悲しみの花嫁」
ムスカリの花言葉は「失望」「失意」
(画像は綴りが間違っていますが気にしません笑)
紫は悲しみの色
ヨーロッパでは、紫は「不幸の色」「悲しみを表す色」とされており、紫や青の花を咲かせる花にはネガティブな花言葉を付ける傾向にあるようです。
ヒュアキントスの悲劇
ギリシャ神話に登場する美少年ヒュアキントスは、太陽神アポロンと風を司る神ゼフィロスのお気に入り。
ある日、ヒュアキントスとアポロンが円盤投げをして遊んでいたところ、二人の仲に嫉妬していたゼフィロスが邪魔に入ります。風を吹かせ、円盤をあらぬ方向へと飛ばしてしまいました。
不幸なことに円盤はヒュアキントスの頭に当たり、それが原因でヒュアキントスは死んでしまいます。
頭部から流れ出た血は地面に溜まり、そこから紫色の美しい花が咲きました。その花はヒュアキントスの名前にちなみ「ヒヤシンス」と名付けられました。
ヒュアキントスの悲劇から生まれたヒヤシンスには「悲しみ」という花言葉が付けられています。
このことから、紫や青色の花にネガティブな花言葉がつけられるようになりました。
春に咲く青い花は、可憐で可愛らしい姿からは想像できない深い悲しみを秘めています。
青い花は傷ついた心に寄り添ってくれる花…